神奈川県「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」の最新情報まとめ
神奈川県では、新型コロナウイルス感染症拡大対策にもとづく協力要請を令和2年5月31日まで延長したことに伴い、要請に協力した事業者などをはじめとし、自主的に協力した事業者も新たな交付対象に加え「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」を支給することになりました。この記事では交付対象者、交付予定金額、申請方法など最新情報を解説していきます。
神奈川県「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」の概要
新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するために、県の要請や依頼に応じて、休業や営業時間の短縮を協力した中小企業や個人事業主の方を対象として「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」を支給します。
交付対象者
協力金の交付対象者は、県内に事業所があり、令和2年5月7日から令和2年5月31日までの全期間(少なくとも期間中20日間、遅くとも令和2年5月12日(火)~同年5月31日(日)までの期間)、
①県からの要請の協力し、休業もしくは夜間営業時間を短縮した中小企業もしくは個人事業主など
②県からの要請はないが、感染症の拡大防止を図る観点から自主的に休業した中小企業もしくは個人事業主等
が対象者となっています。なお、夜間営業時間の短縮は、食事提供施設のみが対象の上、 短縮後の営業時間は朝5時から夜8時までで、酒類の提供を夜7時までとしていることが条件となっています。
交付金額
交付予定金額は、1業者あたり10万円となっています。県内の事業所のうち貸借している事業所が1ヵ所ある場合は20万円、2ヵ所以上ある場合は30万円まで交付されます。
申請受付期間
協力金第1弾の申請受付期間は、令和2年4月24日(金)~令和2年6月1日(月)です。令和2年6月1日(月)の当日消印有効となっています。なお、第2弾は、協力金第1弾受付終了後に開始する予定です。
申請に必要な書類
・申請書
・協力金の振込先の通帳などのコピー
・事業活動を証明する書面
・事業活動の内容が確認できる書面
・休業したことが確認(休業期間の始期と終期・休業理由・屋号・店舗名など)できる書面(休業を告知するホームページや店頭ポスターなどの写しなど)
・夜間営業時間短縮期間前の営業時間や酒類の提供時間が確認できる書面(対象者のみ)
・夜間営業時間短縮期間中は、営業時間を朝5時~夜8時までの間とし、酒類の提供は夜7時までとしたことが確認できる書面(対象者のみ)
・本人確認の書面(個人の場合)
・役員などの氏名一覧表(法人の場合)
・休業もしくは夜間営業時間短縮協力施設一覧表(県内に複数の施設を有している場合)
申請方法
申請方法は、郵送もしくは電子申請での受付のみとなっています。県内市町村の窓口では申請受付していません。
まとめ
神奈川県の中小企業や個人事業主の方で該当する方は、必要書類を揃え、早めの申請手続きを行うようにしましょう。さらに詳しい情報につきましては下記をご覧ください。
参考資料:神奈川県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金について
参考資料:神奈川県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金(第2弾)について
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